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2017年07月| 2017年08月 |- ブログトップ

修繕の日々 [日々の出来事うっぷんばなし]

何かが壊れるときには、決まって立て続けに壊れるもの。
マンションも築20年ともなると、あっちこっちに不具合が。

この夏、ガス給湯器が2度目の交換、
ついでにガスレンジも安全装置の付いたものに交換。
なにしろ、うっかりミスが現実に起こりうるミスになりつつあるので。

さらに、水回りが次々と限界に。
キッチンと洗面所と、ついでに風呂場のシャワーの水栓を一斉に交換する予定。

一番大掛かりなのが、トイレの便器の取り換え。

まずは、タンクの水の調節がうまくいかなくなり、
ときどき空になって水が出なくなり、自力でタンクに注水しなければならなくなった。

さらに、深刻だったのは、ウォッシュレットからの油漏れ。
そのせいか、ギコギコ言うようになった。
便器の内側にオレンジ色の油が垂れて浮いているのを見つけたときには、自分の体調が悪いのかと恐怖におののいて、内科で検査してもらった。もちろん、異常なし。
人体から油が排泄されるなんてありえないよね。人造人間じゃあるまいし。(古い表現!アンドロイド?でも、アトムじゃあるまいし、最近のアンドロイドは油なんか差さないよね)

そのうちに便器の外側の床に油だまりができ、
家庭用の洗剤ではこすっても落ちなかったので、義兄に工業用洗剤を分けてもらい、きれいに落とすことができた。
やっぱりウォシュレットの不具合と確信。
全体を取り替えることにした。
業者にも連絡して、見積もりをとってもらい、ガス・水道・トイレを一斉に新しくすることにした。
(トイレの取り換えは5時間ほどかかるそうだ。その間、トイレは使えなくなる。どうすりゃいいんだ?水も飲まず、我慢するか?)


続いて、ホームページの修繕。
昨年、前のPCが壊れて、新しいPCにした際に、アプリの移行ができなかったので、
HPの更新ができなくなってしまっていた。

何度かソフトの会社とメールでやり取りして、いろいろやってみたが
どうしてもHPの更新までたどり着けず、あきらめていた。
だが、10月からのグループのメンバーを募集するためには、
どうしてもHPを更新しなければならない。
もう一度、相談係の人からのメールを印刷して、じっくり読み直し、
最初からやり直してみた。

まる1日かかって、ようやくHPの更新ページを開くことができ、
何度か試行錯誤を繰り返しながら、何とか更新内容を書き込むことができた。

ただ、右のサイドバーが消えてしまった。
フィジーの写真を載せていたのだけど。
それに画面が左に寄ってしまって、中央に来ない。
なんだか変。

でも、夜も更けてきたので、今日はこれでおしまい。
また、明日にでも気力が残っていたら、トンテンカン修理するつもり。
問題は、すべて気力なんだよね。
なにしろ、実家の整理と並行してだから、かなりしんどいのである。

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久々のリーバス警部 [本とテレビ番組]

まとまった読書の時間がとれなくなって(定年退職したのに、おかしなことだけど)、
ハヤカワのポケミスを読む機会がめっきり減った。
寝る前に読むには重くて、字が小さすぎるのだ。
そして、ひさびさ手にしたのが、イアン・ランキンのスコットランドはエジンバラを舞台にしたリーバス警部シリーズ『寝た犬を起こすな』。

リーバスもいつの間にか定年退職して、いったんは民間人となったが、迷宮入り事件の再調査に参加した(『他人の墓の中に立ち』・・・これを読んだかどうか記憶がない)後に、正式に復職した。
だが、もはや警部ではなく、部長刑事だ。
かつての部下、シボーン・クラークが今は上司(警部)である。
そこに新たに警察の内部監察室(苦情課)に所属していたマルコム・フォックスが、組織の改編で犯罪捜査課に異動になり、シボーンのチームに加わる。

英国のEU離脱によりスコットランド独立の機運が盛り上がっているのは知られているが、スコットランド警察の8管区もまもなく統合されて、ポリス・スコットランドとなるのだそうだ。ロウジアン&ボーダーズ警部本部の本部長もイングランドの新しい役職に異動するなど、警察組織が大きく揺らいでいる最中である。

ちなみに、本書に登場するフォックス警部補は、ランキンのもう一つのシリーズとなっているキャラクターである。
ルールに従わず、自由奔放に捜査を進める一匹狼リーバスに対して、警官の内部規律違反に目を光らせる立場だったフォックスという、敵同士といってもよい間柄の二人がどうやってチームを組むことができるのか。
だが、フォックスのいた内部監察室も、同じ警察官でありながら、他の仲間に忌み嫌われる存在だったので、こちらも一匹狼ではあるのだ。
そこが本書の面白いところである。
その間に入って、ヤキモキするシボーン警部。

さらにスコットランド司法次官として、スコットランド法曹界のトップに就任したエレノア・マカリが、なにやらフォックスに何事か意を含ませている様子だ。

リーバスとシボーンが手掛けることになったのは、エジンバラ空港からほど近い田園地帯の道で起きた自動車事故である。
意識不明で発見されたのは、ジェシカ・トレイナーというエジンバラ大学の学生。果たして本当に彼女が運転していたのか・・・。
実は運転していたのではないかとリーバスらが疑う彼女のボーイフレンドは、スコットランドの法務大臣の息子だった。スコットランドは英国から独立すべきだと主張している政治家だ。
一方、ジェシカの父親も、ロンドンの実業家でロンドン警視庁の上層部に知り合いがいるという。なにやら政治絡みのきな臭い匂いが。

やがて、この事件が過去の警察の闇の部分へとつながっていく。
実は、犯罪捜査課に異動してきたフォックスは、新任司法次官のマカリからある事案の捜査を頼まれていた。
それは、30年前のサマホール警察内にあった、「裏バイブルの聖人たち(セインツ)」と呼ばれる秘密結社のような警官たちのグループが捜査の過程で行っていたさまざまな不正行為である。
当時の警察は、令状なしの捜索、脅し、暴力、取引など、起訴~有罪に持ち込めるようなら、なんでもあり、だったのだ。

30年後の今、一事不再理の規則が緩和され、過去には有罪に持ち込めず、無罪放免となっていた殺人犯を再び捜査できることになったのだ。その陰にはサマホールのセインツたちが絡んでいたらしい。
その中心人物だった警部は、退職して成功した実業家となっている。
その部下たちも、引退しているが、再捜査の手が伸びるとあって、戦々恐々としている。
リーバスも新人としてその端くれだった。下手をすれば、リーバスの身分も危うくなる。仲間を裏切ることになるのか…。

こうして、1件の自動車事故と30年前の警察の不祥事と、ふたつの事案の捜査が絡み合いながら進んでいく。

イアン・ランキンのリーバス物といえば、なんとなく煤けたエジンバラの街並みとスコットランドの鉛のような曇り空を思わせる重苦しい雰囲気が漂っていたと思うのだが、しばらくぶりに読むと、心地よいテンポで話が進んでいくことに感心した。
シボーンやリーバスが勤務するゲイフィールド・スクエア署の刑事たちが、煙たい上司の裏をかいてリーバスらをあ・うんの呼吸で助けるのも面白い。
なんとなくテレビドラマを見ているようだ。

ちなみに、スコットランドでは、ドラマ”Rebus”が放映されており、シリーズ1と2はジョン・ハナーが、シリーズ3からはケン・スコットがリーバスを演じて、どちらがよりリーバスに近いかという論争が起きたようである。fbvscoela71si7mir72a Rebus.jpghttps://drama.uktv.co.uk/shows/rebus/
私はDVDでハナーのリーバスしか見たことがないが、ハナーはリーバスにしては線が細すぎ、若すぎて重厚感に欠けるように思った。
写真だけではケン・スコットに軍配が上がりそうだが、一度見てみたいものだ。
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フィンランドの森の物語 [おすすめシネマ]

6年も前に公開された映画のDVD.
積読本ならぬ、積読ビデオになっていたのをようやく観た。
クラウス・ハロ監督・脚本の『ヤコブへの手紙』。

75分という短い映画ながら、フィンランドのアカデミー賞の最多4部門を受賞し、アメリカのアカデミー賞外国語映画賞にも出品された作品。

静かな映画である。
主要な出演者もたった3人。
フィンランドの片田舎の森に一人で住むヤコブ牧師と刑務所から恩赦で出所した女性レイラ。それに、毎日ヤコブ牧師に手紙を運ぶ郵便配達人の3人だけ。
それぞれが個性的。

時代は70年代。
12年間刑務所暮らしをしていたレイラは、仕事と住まいを提供してくれるというヤコブ師のもとをバスではるばるたずねていく。
湖のほとりに立つ教会からさらに、森の中を歩いてたどり着いたのは、白樺の木々に囲まれた古ぼけた家。
迎えてくれたのは年老いたヤコブ師1人。
彼の目が見えていないことにレイラは気づく。
彼女に課せられた仕事は家事ではなく、ヤコブ師に悩める人々から毎日届く手紙を読み上げ、それに返事を書くというものだった。

嫌々ながら仕事をこなすレイラ。
いかにも70年代の服装をした、だらしなく太った中年女性を演じるカーリナ・ハザードという女優さんが、無表情の中にいかにも長い刑期を刑務所で過ごしていた人と思われるふてぶてしさと狡猾さをにじませて、うまい。
なにしろ、手紙を読み上げるほか、ほとんどセリフはないのだ。

案の定、届いた手紙を黙って捨ててしまうレイラ。
毎日、自転車で手紙を届けに来る郵便配達人は、刑務所帰りのレイラに不審と警戒の念を抱くが、身体のでっかいレイラにとても太刀打ちできない。
レイラとやせて小柄な郵便配達人のやりとりも面白い。

そんな中、突然、手紙が配達されなくなる。レイラは郵便配達人を追いかけ、問いただすが、「来ないものは来ない」と言って逃げていく。
手紙が来なくなったヤコブ牧師はふさぎ込み、日に日に身体が弱っていく。
レイラはヤコブ師が教会に行っている間に黙って出て行く決心をして、タクシーを呼ぶ。
そして、タクシーに乗り込んで「どこまで?」と運転手に問われて愕然とするレイラ。
タクシーは去っていく。
言葉はないのだが、レイラにはここよりほかに行く場所がないのだということがヒシヒシと伝わってくる。

やがてレイラは、届いた手紙を読むふりをして、自分の秘密を語り始める…。
そして、ヤコブ牧師がなぜ恩赦を受けたレイラを引き取ることにしたのか、その秘密も明かされる…。
ここで号泣(私)。

その後の展開を記すのは、控えておこう。

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