So-net無料ブログ作成

おすすめでない本の話 [本のはなし]

週1回のアップに、文字通りアップアップしています。
おすすめブックスも、毎回、いい本に当たるわけではないので。
今回は、仕方がないので、おすすめでない本の話をすることにしました。
もちろん、これは私個人の趣味の問題ですので、どうぞ興味がある方はお手に取ってお読みください。

はじめて読んだ作家(のはず)です。なにせ最近記憶が定かでなく…。
中村文則著『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎文庫)です。
そもそもなぜ、この本を購入したのか…我ながら謎です。

帯にある「予測不能のミステリー。話題のベストセラー、ついに文庫化!」というのに惹かれたのか。裏表紙にも「話題騒然のベストセラー」とあり…。
著者紹介には、デビュー作で新潮新人賞をとり、野間新人賞、芥川賞、大江健三郎賞と、華麗なる受賞歴が。2014年には日本人で初めて米文学賞、デイビッド・グディス賞を受賞とある。
これで読もうと思ったのか…。全然記憶なし。
薄い本なので、旅のお供に買ったのかもしれない。

ロマンチックなタイトルから、切ない恋愛がらみのミステリーかと思いきや、
とんでもなくグロテスクな物語で、男女は登場するのだけれど、
恋愛というにはあまりにも病的で…。

すでに2人の女を焼き殺したとして逮捕され、刑に服している男がいて、
その男にインタビューしにいく若い作家がいる。
男にはミステリアスな、というかボーダーラインチックな姉がいて、
その姉にたぶらかされたという弁護士やら、
生きた人間そのものにしかみえない人形を作る男が登場し…。
そして、インタビューを企画した編集者がいる。

ま、大体登場するのはこれくらいなのだが、とにかく全員、共感しようにも観念的すぎ、関係も入り組んでいて、筋を追うので精いっぱい。
すべてが頭の中で構想された物語。
だれが犯人なのか、だれが被害者なのか、
そもそも果たして殺人事件はあったのか…。
゛予測不能のミステリー”って面白くもなんともないのだな。

読み終わっても、物語として像をむすばない物語。

こういうのが最近は受けるのだろうか。
ロジックを楽しむ人にはいいのか。
それが海外で評価されたのだろうか。

わたしからすると、なんだかお金と時間を無駄にした感じ。

「おすすめでない本」で、今回はすみません。
別の楽しみ方があるんだったら、教えてほしい。

nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

露草

何もかも憂鬱な夜に、は、結構気に入りました。
by 露草 (2016-10-16 23:19) 

fijifreak

ストーリーは面白そうね。

by fijifreak (2016-10-16 23:37) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

メッセージを送る